仙台・錦ヶ丘に、200m級の超高層ビルが2000年4月にも着工


 山万アーバンフロント(本社東京)は27日、同社が開発中の仙台市青葉区錦ケ丘に、高さ222m・55階建ての

事務所・ホテルの複合ビル1棟と、高さ147mの45階建てのマンション1棟からなる超高層ビル2棟を建設する

構想を明らかにした。

複合ビル、マンションとも東北一の高さとなる規模で、来春にも着工し、平成19年ごろの完成を目指す。


 同社によると、「錦ケ丘超高層プロジェクト」と名付けられたこの構想は、錦ケ丘の北側入り口付近の約9万

平方メートルの敷地に展開される。


 複合ビル(延べ床面積約6万7500平方メートル)の1、2階を商業施設などとし、3階−39階を事務所、

41階−55階を約200室規模のホテルとして計画している。マンション(約8万5000平方メートル)は

650戸程度の規模である。


 太陽光・風力発電や熱電供給システムの導入、水のリサイクル利用なども検討しており、環境面でも先進的

な施設整備を目指すという。


 同社は、既に仙台市から総合設計制度導入の許可を得ており、12年4月の着工を目指して設計を詰めている

。この中で、1000億円近くになるとみられる事業費の圧縮を図っている。


 東北では現在、商業・オフィスビルとしては仙台市青葉区のアエル(31階、高さ145.5メートル)、マンション

では同社が上山市に建設し、今年6月に完成する「スカイタワー41」(41階、133.95メートル)が最も高い。

今回の構想が実現すれば、ともにこれを上回る。


 錦ケ丘は約4200戸、人口1万5000人の計画で、平成元年から分譲が開始された大型ニュータウン。これま

でに土地や一戸建て住宅、マンション約1100戸が販売され、団地内には商業施設なども整備されている。


 


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